未経験でも海外に転職できる職種とは?
このポイントについてはいたってシンプルです。
海外に支社や拠点を構えている会社を選ぶこと、です。
海外で働きたいという明確な目標があるのであれば、「今後海外進出を視野に入れている会社」より「すでに海外進出している会社」の方が可能性として海外で働ける確率が高いのは当然の話ですよね。
更に言えば、海外に支社や拠点を構えているだけでなく、「現地で人材の需要がある」ことが大切です。
いくら海外支社があろうと、「新たに雇用するのは現地の人間だけ」では日本からお声がかかる可能性は低くなってしまうからです。
従って、転職する際に海外勤務を希望するなら「将来的に海外で働ける可能性がどの程度あるか?」などを過去の実績や統計などを踏まえて情報収集しておくことが大切でしょう。
「未経験」でも海外で働ける仕事の特徴
転職サイトなどで求人情報を見ていくと、意外にも「海外勤務なのに未経験可」という職種が多いことに気づきます。
ではこの「未経験可」というのは具体的にどのような意味なのでしょうか?
・業務経験自体を問わない。そのままの意味の「未経験可」
・同職種での経験は問わないが、管理職やある程度の役職の経験は求める
割合として、「海外勤務なのに未経験可」となっている職種の多くは後者のパターンになります。
例えば、飲食業で統括マネージャーをやっていたが、工場での管理職は経験していない、などという人は工場に準ずる職種の経験はないにしろ、他業種での管理職経験はあるためOKといったようなイメージです。
逆に管理職の経験もなく、同業種の経験がない、本当の意味で「完全に未経験」の場合、「海外勤務なのに未経験可」と書かれている求人でも採用される確率は低くなってしまうでしょう。
「海外勤務なのに未経験可」の条件で求人を探す場合は、事前に「何が未経験でも問題なのか?」を確認しておくのがベストです。
業務経験なしの未経験でも海外で働ける職種
未経験でも海外に転職したい人の場合、管理職や語学スキルを身に付けてから海外で勤務、というのは時間的にもスキル的にもなかなか難しい選択肢になるでしょう。
ですが職種によっては業務経験や語学力、管理職経験がなくとも海外勤務可能な職種も存在しています。
以下に代表例を示しますので、参考にしてみてください。
・テレフォンオペレーター
・飲食店(主に日本食など)
これらの仕事は海外勤務であっても、対応する相手が日本人、もしくは同僚が日本人であることが多いため、語学力が求められないケースも少なくありません。
また同様に、特殊な専門職でもないことから管理職経験や業務経験ゼロでも採用されるケースが多いのも特徴です。
特にテレフォンオペレーターの場合、クレーム処理やコミュニケーション能力を求められる場面が多い職種のため定着率が低く、募集条件の良い求人が多くなっています。
テレフォンオペレーター業務は職場を日本にこだわる必要がないため、家賃などのコストを抑える目的で海外にオフィスを構える企業が多く存在しているんですね。
「業務経験も管理職経験もないけど、海外で働きたい!」
そんな人はテレフォンオペレーターに絞って、海外勤務可能な求人を探してみるのもひとつの手でしょう。
未経験で海外に転職したい人は転職エージェントをうまく使おう!
「未経験で海外勤務可能な求人」というのは、ただそれだけで特殊な性質を持つ求人です。
勤務地が海外である点も加わり、「必要とされるスキルや経験」「現地の職場環境」「職場周辺の環境」「待遇・条件面」「海外に配属されるまで必要となる期間」など、細かな詳細を事前に確認しておかないと大失敗してしまう可能性も高くなってしまうことを覚えておきましょう。
そこで失敗しない転職先と出会うためにおすすめなのが転職エージェントです。
【転職エージェントをおすすめする理由】
・自分に担当のエージェントが付く
・エージェントに希望条件や待遇を伝えたうえで求人を探せる
・気になる求人について職場環境や待遇など、リアルな詳細情報をエージェントに確認できる
・給与交渉や面接の日時などをエージェントが交渉してくれる
・転職に伴うアドバイスやサポートをエージェントが行ってくれる
つまり、一人きりで転職活動を行うのではなく、「転職のプロ」であるエージェントのサポートを受けながら仕事探しが出来るわけです。
海外勤務はメリットや夢だけでなく、様々なリスク・危険が潜んでいることも事実ですので、転職活動の時点から盤石を期すためにも、安心感の高い転職エージェントを活用していきましょう!