採用活動が本格化する2月～3月、下半期が始まる前の8月～9月はやはり求人数が豊富です。ただ、ライバルも非常に多いです。
狙い目はボーナス時期以降。ひとつの区切れとしてボーナスをもらった後に辞めるという方は多く、企業側としても各ポストに空きが出やすい時期になりますので、ある程度の求人数が担保できるでしょう。

第一希望である企業の最終選考の時期に合わせてスケジュールを組むことが重要です。内定をもらってからあなたが悩める時間は一般的には「1週間ほど」です。面接一回で内定がでる企業などはうまく面接日を調整し、選考期間が長い会社は早めに書類提出するなど工夫して、内定企業を選べる状態にしましょう。

希望の企業が定まっている場合は人事部に直接問い合わせて聞いたり、同業界の人に聞くという方法でも良いですが、転職エージェントのアドバイザーに聞くのが一番聞きやすく手間がかかりません。
求人票には載っていない多くの情報を保有していますし、わからない場合でも直接企業へ問い合わせをして調べてくれるため、情報不足だと感じることはなくなるでしょう。

アピール次第では必ずしも不利ではありません。これまでの経験や発揮できるスキルを重点的に伝え、あなたの魅力と熱意が伝われば正社員経験の有無はそこまで重要視しない企業も増えています。
ただ、企業側にはすぐ辞めないかといった不安がありますので、長く働き続けたいこともあわせて伝えると良いでしょう。

回数が少ないほうが良いという考えが一般化していましたが、近年は転職するのが当たり前の時代になってきています。
むしろ回数よりも「なぜ転職したか」をしっかりと伝えられるかどうかが大切です。転職理由が思いつかない場合は、応募企業側が何を重視するかを調べ、共感してもらえるような理由を考えてみると良いでしょう。

あなたの仕事を知らない相手が見ても理解できる内容になっていますか？アピールしたい一心で文章が長すぎていませんか？一度書類を客観的に見直してみましょう。
また、数字で表せる結果がある方は是非記載しましょう。
例えば「目標達成率〇〇％、目標を〇ヶ月連続達成」や「〇時間かかっていた作業を〇時間に短縮」など。よりわかりやすく簡潔に伝わるようになります。

履歴書・職務経歴書の日付は提出日にしましょう。面接に持参する場合は面接日、郵送する場合は投函日です。
まれに古い日付の書類を提出する方がいますが、正しい日付にすることを忘れずに。

「条件を満たしているか」ではなく「活躍できる能力があるか」が重要であり、条件はあくまで目安になります。
そのため、応募することは全く問題ありません。興味があるのであれば諦めず応募してみましょう。