何事もまずは正しいビジネスマナーを身に着けてから
どれだけ魅力的な商品やサービスを提供できても、マナーの悪い人とはやはり付き合いをしたいと感じにくいのは当然の話です。
名刺の渡し方や敬語など、形式的なビジネスマナーは学べるでしょうが、ここでは「相手の評価をグッと上げるビジネスマナーの裏技」をご紹介しましょう。
・アポイントを取り付ける際は相手の都合を優先する…アポイントの日時を複数自分から提示しておくのもアリ。
・何故会うのか?を事前に伝えておく…事前に会って話したい内容やおおよその概要を伝えておけば、相手方も準備しやすくなります。
・会話の際は相手の目を見る…会話の基本ですが、視線を逸らすということはそれだけで不信感をあおりやすくしてしまいます。
・会話は常にキャッチボールを意識…自分の言葉をどう投げかければ相手が応えやすいか、また話しやすいかを常に意識し、相づちひとつにも気を遣う。
これらすべてに共通していることは、「相手目線に立つ姿勢が重要である」という点です。
自分が相手の立場に立った時、「こうしてくれたらうれしい、やりやすい、話しやすい、信用できる」と感じるポイントを自分自身が実施することで、先方にも良い印象を与え、プレゼンや商談の際にもプラスの影響を及ぼすと考えましょう。
プレゼンや商談の裏技を伝授!
例えば同じ商品を営業マンAとBがプレゼンした際、全く異なった結果が出ることがあります。
答えは単純で、どちらかのプレゼンが優れていたからに他なりません。
そこで、プレゼンや商談を成功に導くための裏技をここで一気にまとめていきましょう。
①質問を想定してプレゼンを行う…プレゼンすべてに時間を割くのではなく、質問に答える時間を想定して時間を決める
②相手に合わせてプレゼンを行う…プレゼンに参加する相手を事前に確認し、立場や知識量を想定したうえで伝え方、話し方を変える
③具体的なイメージを掻き立てる…商品であれ、サービスであれ、実際に稼働した際のイメージが膨らむよう相手に伝えることを意識する。必要に応じて過去の具体例や成果などをみせるのもアリ
④着地目標を決めておく…プレゼンや商談では相手の立場や意思がバラバラであるため、相手の状況に合わせてどこに着地目標を設定し、どのように伝えるのがベストかを考える。(購入の意思がない相手に、購入後の流れなどを説明したりしない、など)
⑤相手にとっての価値を伝える…商品やサービスの機能や効果だけでなく、それが相手にとってどのようなメリットや価値をもたらすのかを必ず伝えるようにする
⑥ストーリーを形にしておく…いわば台本のようなもので、伝えたい内容を形にして事前に練習することで、かかる時間や構成などを事前にチェックしておく
⑦臨機応変に対応できるようシミュレーション…話が脱線したり、質疑応答などで大きく時間が割かれた時など不測の事態を考慮し、出来れば話したい内容は複数のバージョンを用意しておく
⑧こちら側から質問を投げかける…主にプレゼンなどでは相手側からの質問をいかに引き出せるかが重要であるが、質問を引き出すために「ここまでで不明な点はあるか?」など、自分の方から相手に質問を投げる
ビジネスマナーやプレゼン・商談の成功は事前の準備と経験が重要
世の中、出たとこ勝負で成功できるほど甘くはありません。
事前にどれだけ準備しておけるか?どれだけの経験を積んでいるか?
また経験がないのであれば、どれだけ練習したか?が、やり直しのきかない本番ではものを言います。
一度の失敗が取り返しのつかないミスなることもあり得るビジネスの世界だからこそ、事前準備と経験がいかに大切であるかを改めて認識しておくことをおすすめします。