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転職は学歴よりも職歴重視になる!

転職は学歴よりも職歴重視になる!

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転職時には様々な経歴や職歴が求められますが、中でも「学歴」を気に掛ける方は多いのではないでしょうか?

人によっては学歴にコンプレックスを感じて弱気になるケースもあるかと思います。

では実際に転職の場では学歴はどの程度重視されるのでしょうか?

実は転職に限って見た場合、学歴よりも職歴が重視されることケースの方が多数を占めると言われています。

今回は「転職における学歴・職歴の重要性」について詳しく解説しました。

学歴が重視されるのはどんな場面

履歴書や応募の際、必ずと言って良いほど申告を求められる学歴。

実際「学歴フィルター」と呼ばれる、学歴で応募者をふるいにかけるケースは様々な企業で行われていると思われます。

では何故企業は学歴だけで応募者を選別するようなスタイルを取るのでしょうか?

【企業が学歴を重視する理由】

・高学歴=安心感という発想

・学歴が高い人材はある程度継続的な努力をして来たと評価できる

・様々な物事に対する理解力や思考力が備わっている

・学歴以外の判断材料が乏しいため、まずは学歴でふるいにかける

一連の内容を見てあることに気づいたでしょうか?

そう。企業は「明確な評価材料、判断材料が少ない時、学歴で人材の良し悪しを判断する」傾向が高くなるのです。

「明確な評価材料、判断材料が少ない時」というのは職歴や実務経験が少ない人を指していると考えてください。

つまりほとんどの場合、「新卒」の場面が該当します。

これらの仕組みから分かるように、学歴が重視される傾向が高いのは新卒採用時だと考えて良いでしょう。

転職時における学歴

では新卒と転職を比較した際、両者の一番大きな違いは何でしょうか?

もちろん「社会人経験があるか・ないか」、職歴の有無になります。

そうなると、前述した「企業が学歴を重視する理由」が転職者には当てはまらないケースが多くなると考えられます。

転職者の場合、すでに社会に出て何らかの職務に従事した経験があるため、企業としては「労働者としての経験や実績」で応募者の良し悪しを判断することが出来るからです。

具体例を出して考えてみましょう。

【応募者A】

高学歴だが、職歴からこれといった特徴や習得スキル・実績が見いだせない

【応募者B】

学歴は高くないが、前職で有用なスキルを取得しており、明確な実績も十分

あなたが採用者側だった場合、どちらの人材で自社で戦力になると感じるでしょうか?

恐らく後者のBさんでしょう。

社会人として企業が求める労働力を提供できるか否かを判定しようとする時、学歴は参考程度になれど十分な判断材料にはなりません。

いっぽう、学歴に関係なく自社が求める実績やスキルをすでに社会人として習得している人の場合、企業側が「必要戦力」であると判断しやすくなるのは当然の話です。

また中途採用において、ほとんどの企業は「即戦力」を求めている点も大きなポイントです。

これらの点を踏まえて整理した結果、転職時においては学歴よりも職歴が重視される場面が多くなると覚えておきましょう。

転職時には職歴を活かしたアピールを

時間をかける、というのは言い方を変えれば「手を抜かない」と表現することも出来ます。

つまり、転職時には「自分自身のきちんとした評価を出す作業で手を抜かない」のが重要となるのです。

【自分自身の評価とは?】

・自分の長所と短所

・自分の持っている能力、知識、スキル、経験

・自分が力を発揮できる環境とそうでない環境

・企業側から見た際の自分の魅力

・世間的な自分の市場価値

これら自分自身の評価がきちんと出来ているかは、はっきり言って「転職の成功or失敗」に直結します。

理由はいたって単純で、正しい自己評価が出来ていれば、自分にふさわしくない転職先を探してしまう事態を防ぎやすくなるだけでなく、企業側に自分の魅力を最大限伝えやすくなるからです。

自分にふさわしい転職先を選び、相手方に自分の魅力を余すことなく伝えられる。

これが出来れば転職で成功する可能性が大きくアップするのはごく自然な流れですよね。

転職時には職歴を活かしたアピールを

転職時には学歴より職歴が重視されやすいというのは前述した通りです。

ですがだからと言って、「職歴アピールが下手」な人は企業にその魅力が十分に伝わらず、希望する転職先に就けない可能性も高くなってしまいます。

魅力的な職歴なのに活かせず、転職で失敗してしまう典型的パターンですね。

こういった失敗を犯さないように、転職に臨む際には以下のポイントに注意しながら職歴を余すことなくアピールできるよう心がけましょう。

【職歴アピールのコツ】

・単に職歴を述べるだけでなく、具体的な職務内容や実績を整理する

・過去の職歴の中で得た経験やスキル、知識を具体化して述べる

・職歴を活かし、転職先でどのように役立てられるかを明確に述べる

重要なのは「これまで社会人として何を経験し、何を得て、それらをどう活かせるか」を企業側に伝えることです。

明確な職歴アピールは企業側に応募者の具体的ビジョンを描かせ、採用率をアップさせる大きな要素となるでしょう。

転職サイトを使って自分の魅力を最大限にアピール

自分のことは分かっているようで、自己評価と客観的評価にはギャップが生まれることも珍しくありません。

例えば自分の魅力はこうだと思っていても、第三者からすれば「〇〇さんの魅力はそこじゃない」と判断されるケースも大いに考えられるわけです。

大前提として、「自分の評価は自分が決めるものではなく他人が決めるものである」ことを常に覚えておくと良いでしょう。

さて、この仕組みを踏まえたうえで「自分にとってふさわしい転職先」「企業が求めるニーズに合致した転職先」を探すには何がポイントとなるのでしょうか?

シンプルに「第三者に評価してもらい、サポートを受ける」ことです。

あなたの経験や実績、スキル、知識などをまとめて第三者に伝える。

これらを受けた第三者はあなたを客観的に評価し、能力や魅力、また希望条件に見合った転職先を提供する。

この流れを実践できる場所こそ「転職サイト」です。

専属アドバイザーを担当に付けられる転職サイトでは、転職のプロが応募者を分析・評価し、適した転職先をあっせんしてくれるため、ミスマッチのリスクを大幅に減らしやすくなるのです。

またそれだけでなく、世間に出回っていない非公開求人で好条件の転職先を案内してくれたり、給与交渉や採用率アップのためのアドバイスなどを受けられるため、転職の満足度を高めるうえでは非常に有用な方法であると言えるでしょう。

転職サイトごとに取扱い求人やスタイルが異なりますので、複数の転職サイトを使い分けながら効率的な転職活動に役立ててください。